toumei-mobu’s blog

このブログでは自分のやりたい事を探すために僕が挑戦して事や、僕が日々感じた事などを書いていきます。

答えは過去に眠ってる?

 夏休みだった僕は部屋の掃除をしていた。部屋はもちろんクローゼットの中まで掃除していると、僕が高校生くらいまで集めていた漫画が大量に出てきた。僕は小学生の頃から漫画が大好きで、コロコロコミックから始まって、ジャンプ、サンデー、マガジンと全ての作品ではないが、結構な種類を読んでいたと思う。

 

僕は懐かしいと思ったのと同時に、久しぶりに掘り出された漫画を次々読んで行った。年齢を重ねたことで、ツマラナイと感じたものはほとんど無く結構楽しめてしまった。おかげで掃除は一日では終わらず、次の日に持ち越しになった。次の日になっても僕はずっと漫画を読んでおり、読み終わった頃には夕方になっていた。

 

僕は気になったものを読み終わった後、ある一つのことを考えた。それは「この漫画たち、売ったらいくらになるんだろう」という事だった。僕は金に困っていた。スマホゲームで課金をしてしまったからだ。いくつあるか数えては無かったが、結構な数あったので、1万円くらいで売れるのではないかと思っていた。僕はすぐにブックオフに電話をして、結構な数でも売れるのかと聞いた。「全然大丈夫」という事なので僕は家にあったアマゾンの段ボールに漫画を詰めて、車に乗せてブックオフに向かった。僕の漫画は一回では持って行けないほどの数だった。

 

結局3往復して全部をブックオフに持っていくことが出来た。いくつか名残惜しいものもあったが、とにかく今は金が欲しかったので全部売ってしまった。僕は一体いくらになるかワクワクしていた。自分の番号を呼ばれるのが待ち遠しかった。そのお金を何に使おうかとずっと考えていた。すべて持っていってから30分ほどで僕の番号は呼ばれた。精算書を渡され、ドキドキしながら見るとそこには5千円の文字が刻まれていた。厳密には何百円かもあったが覚えていない。しかし五千円だったことは覚えている。僕は動揺しているのがバレないように平然を装いそのまま換金してしまった。

 

車に戻りレシートを見るとほとんどが五円で取引されており、数は千二百を超えていた。千二百冊売って、1万円もいかないなんて僕は思わなかった。僕はあまりのショックで、労力などを考えたらなんてコスパが悪いんだと気が滅入った。このまま惨めに家に帰りたく無かった僕は、この五千円を使って何か生産的なことをやろうと考えた。いろいろ考えた結果、僕は漫画喫茶いくことにした。

 

なぜ漫画喫茶かというと、僕が売った漫画の中には、完結していないが買うのを辞めてしまった作品がいくつも残っていた。僕はどうせならその続きを読もうと漫画喫茶へ向かった。今日は長くなってしまったので、漫画喫茶の話は次にしようと思う。