toumei-mobu’s blog

このブログでは自分のやりたい事を探すために僕が挑戦して事や、僕が日々感じた事などを書いていきます。

やりたい事、夢中になれるものを探す旅。

自分のやりたいことはなんだろう?

そんな事を考え始めるのは、進学か就職活動の時だろう。僕は専門学校を退学になって、新たな人生を歩み始める時にそんな事を考えていた。

このブログでは専門を退学になった自分が、その劣等感から周りを見返してやるという気持ちになり、小さな事を少しずつ挑戦するも上手くいかない事が書かれている。

 

医療系の専門学校に通っていた僕は、努力不足から単位を落とし留年が決まった。プライドの高かった僕に留年という選択肢はなく退学という形をとった。両親と揉め現在も未来にも希望なんて無かった時に、生まれて初めて「将来のなりたい自分」について考えた。

 

元々僕は幼少期から怠慢な性格と少し冷めた考え方であり、高校も専門も母親が進めてきた所に進学した。人生で努力と呼ばれるものなんてほとんどして来なかった僕は勉強も運動も最底辺の人間である事は数字が証明している。専門学校を退学した後、両親と話し合いお金を返すと言う約束のもと大学に入り直したのだが、その大学の偏差値は35のFランク大学だ。先ほど書いたように僕は努力は嫌いだが、プライドだけは高い男なのだ。国家試験に合格してしまえば就職先が勝手に決まる専門学校とは違い、大学はダラダラして生活すれば就職は絶望的だった。大学に入学したのは、成人式を終えた二十歳の時だった。

 

周りの同級生たちが大学3年の時、僕は大学に入学した。しかも偏差値35のFラン大学だ。僕は劣等感と将来への絶望感で、自分の世界が黒く染まっていく日々だった。そんな時一冊の本に出会った。それがホリエモンこと堀江貴文ゼロだった。この本の内容は割愛されてもらうが、この本を読んだ僕は、僕も成功者になってやると思った。今思えば初めての自己啓発本だったので、影響され過ぎていた事もあると思う。しかし始まりなんて大体こんな下らないもので、この劣等感と拭うには、平均的な人生では足りず、「成功者」と言う肩書きを僕は欲したのだった。

 

ここで言う成功者とはお金持ちのことである。まだまだ子供だった僕にとって成功者のイメージは、お金をいっぱい持っている人だった。何でもいいからお金持ちになりたいと考えた僕は、ここで初めて将来のことについて深く考え、初めて何かやらないとヤバイと思った瞬間だった。そうと決まったら即行動と言いたい所だが、怠け者の癖はそう簡単に抜けず、大学1年の僕はただバイトを適当にやって、学校に行って帰るだけの不真面目な大学生だった。サークルに入るという選択肢もあったが、自分の年齢がネックになり入ることはしなかった。そのせいもあり大学では話せる人間はごく僅かだった。

 

そしてあっという間に1年が過ぎ、僕は大学2年生になった。僕の同年代の人は就活が始まり、再び僕に劣等感が襲ってきた。ここで初めて本格的に「やりたい事」を探し始めた。しかしここで一つの問題が浮上した。僕はやりたい事どころか、趣味すら無かったのである。休みの日はバイトをするか、遊びに行くか、YouTubeをみるくらいで何かが好きと言えるような趣味が無かった。成功する方法をネットで調べても大体同じ事しか書いてなく、好きなことをまずはやってみるというものが多かった。自分には好きな物が何もないと分かり焦った僕は、とりあえずホリエモンの本を3冊ほど買って家に帰って読んでいた。とりあえず原点に帰ろうと思ったのだ。そしてその買った本には様々な事が書いてあったが、その中でこんな事が書いてあった。「とりあえずやってみよう。やってみないと分からない」。この言葉を聞いてそれはそうだろうと思う人はたくさんいるだろう。しかしその言葉に隠れた本質的な意味を分かっている人は少ないのではないのだろうか。

 

皆さんに好きな食べ物はあるだろうか?

話は逸れていないので最後まで見て欲しい。皆何かしら答えられるはずだが、そうして答えられたという事は、その食べ物を人生で食べた事があるという事だろう。食べてみて、初めてその食べ物が好きとわかる。結局これと一緒なのだ。やってみないと分からない。つまり行動しないとやりたい事は分からない。寿司とラーメンどちらか好きか考えるより、両方食べてから判断した方が、速いし確実だ。そう思った僕はとにかく何でも出来ることはやってみようと考えた。

 

僕は特別なことはやっていない、誰でもできる事やっている。そして期待されても困るので、先に言っておくが僕はまだ成功者ではない。しかし僕は確実に成功者へのゴールに近づいていると思っている。その理由はこのブログを読み進めてもらえれば分かってもらえるだろう。私は見下される人間だ。だからこそこのブログを読んで私を見下して欲しい。このブログを全て読み終えたならば、僕の体験を通して、あなた自身の事を知る一つのキッカケになると思う。時間の無駄にはしないので、ぜひ最後まで読んで欲しい。